Tシャツ以外のアイテムを作るには?

Tシャツくん」ではどんなアイテムが作れるのでしょう?
「MADE IN MY ROOM」ではTシャツくんを単にTシャツプリントするためだけの機械だとは思っていません。その理由の一つがオプションで用意されている豊富なインクの種類です。分かりやすいようにTシャツくんという名前になってますが、実際には立派なシルク製版印刷機と呼べるしろもんです。オプションではいろいろなアイテムに合わせたインクが用意されています。

いったい何を基準に選んだらいいんでしょう?
商品名を挙げて分かりやすくいきましょう!

「水性一般」「水性蛍光インク」は染めにいちばん近い仕上がりになります。プリント部の凹凸がないので、Tシャツはもちろん、バンダナ、ハンカチ、手ぬぐい、パッチ類、フラッグなどに向いているでしょう。また、コストや面を考えるとプリント面積が多い場合にも向いているといえます。

「水性金銀インク」「水性発泡インク」は実用的なものよりもファッション的な要素があるアイテム、たとえば、綿やデニムのパンツやジャケット類なども面白いでしょう。


水性ポリウレタンインク」は同様のダークカラーのもので鮮やかに仕上がります。しかしプリント部は強じんな被膜が特徴とうたわれたいるだけあり、ハンカチ、やタオル類などの実用的なモノ(水を吸い取るため)には向いていません。
ナイロンウエア用油性インク」はウインドブレーカー、ヤッケ、アノラック、一部のトレーニング用スーツなどにプリントできます。イベント用アイテム制作などにはかかせません。

油性マルチチョイスインク」は本格的なTシャツづくりにはベストなインクです。表面がラバー状の高級感がある仕上がりになります。キャンバストートバッグや帽子、ジーンズなどでもこのタイプでプリントされたものをよく見かけます。

油性インク」は幅広いアイテムに使えます。たとえばオフィスにあるような文具に小さい複雑なロゴを入ることが出来ます。企業ならば試作品などの数が少ないがクオリティやイメージを問われるものは低コストで製品と同じ仕上げのものが出来ます。たとえば音楽用CDなども表面はシルク印刷です。最近はパソコンでオリジナルソングのCDなどが作れますが、表面にシールを貼ったものとは違った、完全に製品と同じクォリティーのモノが少数でも制作できます。

素材との色合わせを考えた選択
ダークカラーの素材にホワイトやイエローなどの明るい色のインクでプリントする場合が1番のポイントとなります。使用するインクや素材によって格差はありますが、下地が透けて見えてしまうことがあります。
油性マルチチョイスインク」や水性ポリウレタンインク」などで2回ほど重ね刷りすれば濃い色に白でもきれいに上がります。


ブルーの生地(ヘンプ)にマルチチョイスインクを思いっきり厚くプリントしたものです。このような迫力のある仕上がりも可能です。不透過度は最高。テクニックしだいでハイクオリティな商品も作れます。

同じブルーの生地(ヘンプ)に水性のポリウレタンインクで厚くプリントしたものです。アップだと若干透けて見えますが、少しはなれてみるときにならない程度です。不透過度は水性一般とは比べ物になりません。

趣味にしろ仕事にしろ実際に作業を行ううえで1番のポイントは時間とスペースです。これは、インクの性質を知らなくして弾きだすことは出来ません。下に各インクごとに情報を整理し、まとめました。また、私達が実際にテストした内容の一部を「ココがポイント」や比較写真でヒントとして掲載しています。参考にしてください。

【水性インクについて】
制作する過程でいちばん時間がかかり面倒なのは、版を洗ったり道具を洗ったりすることです。水性インクは乾燥する前であれば、水で洗い流すことが出来ます。専用の液を使わない分コスト的なメリットもあります。同種類のインクは混ぜ合わせてオリジナルのカラーが作れます。
水性ポリウレタンインク

オレンジ

・100g : 900円 / 300g : 2.500円
・60〜120メッシュ対応
・混紡、ポリエステル、ナイロン、コットン等に印刷可能

仕上がりは
伸縮性に富み、柔軟でベタつきが少ない、強じんな被膜などが特徴です。プリントする素材が濃い色の場合、ホワイトやイエローのインクはノリにくい(生地の色が透けてしまう)のですが、水性インクの中では、このポリウレタンインクの仕上がりが1番です。


ライトグレー(綿100%)のTシャツにホワイトでプリントしたものです。この程度のトーン差ならばきれいに仕上がります。

レッド霜降り(綿90%ポリ10%)のTシャツにホワイトでプリントしたものです。生地の密度などによって染み込み方に差があります。

使い方
印刷した部分に中温のドライアイロンを2分ほどあてます。
インクが固い場合は専用のバインダーを使用します。

ココがポイント
・水性の中でこれだけは一部の撥水性生地等に印刷可能。
ダークカラーのTシャツに対しては「油性マルチチョイス」以外ではコレ。
・色の混ぜ合わせが可能なのでオリジナルカラーが作れる。
・コスト的には「水性一般」の倍のお値段。

水性一般インク 水性発泡インク

オレンジ

・100g : 500円 / 300g : 1,200円
・60〜120メッシュ対応
・綿製品、紙、白木等に印刷可能
・水をはじく物には印刷不可

Tシャツくんシリーズの基本セットに含まれているのがこの水性インクです。最大のメリットは水で薄めることができるということです。取扱いが簡単ということです。仕上がりは生地に素直になじむ(染み込む)のような感じになります。

使い方
・自然乾燥(30〜60分)した後、印刷した部分に中温のドライアイロンを2分ほどあてる。
・固い場合は専用のバインダーか水で薄める。

ココがポイント
・混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。
・水で薄めることができ、取扱いが簡単。


オレンジ

・100g : 800円
・60〜120メッシュ対応
・Tシャツ、ハンカチ、綿製品に印刷可能
・水をはじく物には印刷不可

プリント部が膨らみ立体的に盛り上がった仕上がりになります。インクを多めにプリントしスチームアイロンで膨らみます。



使い方
・自然乾燥(30〜60分)した後、印刷した部分の裏からスチームアイロンをかけると膨らむ。
・固い場合は専用のバインダーか水で薄める。

ココがポイント
・混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。
・水で薄めることができ、取扱いが比較的簡単。

水性蛍光インク 水性金銀インク

蛍光赤 蛍光ピンク 蛍光緑 蛍光黄 蛍光オレンジ 蛍光パープル

・100g : 600円
・60〜120メッシュ対応
・綿製品、紙、白木等に印刷可能
・水をはじく物には印刷不可

いま、クラブシーンやステージなど衣装関係で人気が高い!発色がきれいな蛍光色のシリーズです。太陽光の下で圧倒的な存在感です。

使い方
・自然乾燥(30〜60分)した後、印刷した部分に中温のドライアイロンを2分ほどあてる。
・固い場合は専用のバインダーか水で薄める。

ココがポイント
・混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。
・水で薄めることができ、取扱いが簡単。



・100g : 900円
・60〜80メッシュ対応
・綿製品、紙、白木等に印刷可能
・水をはじく物には印刷不可

Tシャツくんシリーズ唯一のメタリックカラー!他とは一味違う高級感あふれる仕上がりです。


使い方
・自然乾燥(30〜60分)した後、印刷した部分に中温のドライアイロンを2分ほどあてる。
・固い場合は専用のバインダーか水で薄める。

ココがポイント
・混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。

【油性インクについて】
油性は制作するアイテムに合わせた特殊なインクが揃っています。Tシャツくんが汎用型プリント機だということは、油性オプションのラインナップを見ても明らかです。同種類のインクは混ぜ合わせてオリジナルのカラーが作れます。
布用(綿/綿ポリ)油性マルチチョイスインク

オレンジ グレー
パープル ライトブルー ブラウン 蛍光赤 蛍光ピンク 蛍光緑 蛍光黄 蛍光オレンジ 蛍光パープル

・一般色=100g : 650円 / 300g : 1,500円
・蛍光色=100g : 700円 / 300g : 1,800円
・60〜120メッシュ対応
綿、綿ポリに印刷可能

Tシャツくんの「油性マルチチョイスインク」はメリカのマルチテック社製のプラスチゾルという特殊なインクで、布用プリントではアメリカでも高い評価を得ています。薄く盛ったような仕上がりになります。常温では乾燥しないという特製が作業方法によってメリットにもデメリットにもなります。


ダークグリーンの生地にイエロープリント1回塗でもこの仕上がりです。水性一般と比べボリュームがあります。

ネイビーの生地に同様にプリント。10回程洗濯したものです。抜群の耐久性です。

使い方
プリントした部分に専用シリコンシート(特殊な紙)を当てその上からドライアイロン(高温170度以上)を1〜2分程あて高温で乾燥。
・冷めてからシートをはがす。
固い場合は専用の希釈剤で薄める。
・印刷後の版は油性専用ふき取り液を使用。

ココがポイント
・1〜2分で乾燥するので乾燥用に作業スペースを確保しなくてすむ。
目詰まりを起こしにくく、無臭なので多枚数の印刷に向いている。
・厚く塗るのに工夫が必要。
・手間がかかるが仕上がりは最高。
・高級感と耐久性は抜群!

・カラーバリエーションが豊富!
・混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。


オレンジ グレー
パープル ライトブルー ブラウン 蛍光赤 蛍光ピンク 蛍光緑 蛍光黄 蛍光オレンジ 蛍光パープル

油性インク


・80cc : 700円
・120〜230メッシュ対応
・紙、木、金属塗面、ガラス、アクリル、ABS、塩ビ、プラスチック、ガラス等に印刷可能

ご存知のように
衣料品から家電まで日常生活品の殆どのロゴマークやブランドネームはシルクスクリーン印刷法でプリントされています。油性インクは硬質なものを始め多くの素材に印刷可能です。Tシャツくんとは名前だけで立派なシルク製版印刷機だということを証明してくれるのが、このインクです。


油性インクは布のプリントは推奨していませんが、違いが分かりやすいように、あえてレッドの霜降り(綿90%ポリ10%の布)にホワイトでプリントしてみました。若干ですが縮んでいます。塗装部を折り曲ると極薄のプラスチックを折ったように筋がつきます。

同様にグレーの霜降り(綿90%ポリ10%の布)にブラックでプリントしたものです。この場合ホワイトより仕上がりがきれいですが、引っ張るとひび割れてしまいます。数回の洗濯で表面が毛羽だってきます。明らかに布以外の硬質な製品に適しています

使い方
・インクが固い場合は専用の薄め液で薄める。
・弛緩乾燥には25度で約30分、完全乾燥には24時間。


ココがポイント
・色の混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。
・細かいメッシュの版(より細密な印刷が可能)に対応している。
・酸化重合型なので保管時は表面(空気に触れる部分)は膜が張ったようになる。

ナイロンウエア用油性一般インク ナイロンウエア用油性蛍光インク


・100g : 900円 / 300g : 2,500円
・60〜230メッシュ対応
・ナイロンサテン、ナイロンタフタ、防水布一部ゴム、ウレタンレザー等に印刷可能

使い方
・インク100に対して5%の硬化剤を調合して使用。
・粘度の調整は調合のあと専用溶剤で行う。
・乾燥時間は20〜30分
・完全乾燥まで30度で24時間、20度で48時間、10度だと4日以上。

ココがポイント
・硬化剤を調合したものは24時間で固まる。
・混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。
・吸入または摂取すると中毒のおそれあり十分な換気と皮膚に触れないよう注意が必要。


蛍光赤 蛍光緑 蛍光黄 蛍光オレンジ

・100g : 1,100円 / 300g : 3,000円
・ナイロンサテン、ナイロンタフタ、防水布一部ゴム、ウレタンレザー等に印刷可能


使い方
・インク100に対して5%の硬化剤を調合して使用。
・粘度の調整は調合のあと専用溶剤で行う。
・乾燥時間は20〜30分
・完全乾燥まで30度で24時間、20度で48時間、10度だと4日以上。

ココがポイント
・硬化剤を調合したものは24時間で固まる。
・混ぜ合わせでオリジナルカラーが作れる。
・吸入または摂取すると中毒のおそれあり十分な換気と皮膚に触れないよう注意が必要。


office dop.,Ltd.M.I.M.R.
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